2025-03-07

【セミナーレポート】2025年2月28日開催「時代遅れの営業ではもう限界! 営業DXで築く成果を生む仕組みとAIの可能性」

目次

先日、2月28日に福岡でZohoJapan様 主催で「時代遅れの営業ではもう限界! 営業DXで築く成果を生む仕組みとAIの可能性」が開催されました。

このセミナーでは、営業DX(デジタルトランスフォーメーション)を軸に、デジタル集客から顧客育成、商談プロセスの改善まで、現代の営業活動で必要な要素を体系的に学ぶことを目的としており、CRM、MA(マーケティングオートメーション)、SFA(営業支援ツール)といったZohoサービスを活用した具体的な事例や、AIによる業務効率化の可能性などが紹介されました。

また、セミナー後には懇親会も開催され、Zohoを導入済みのお客様はもちろん、導入検討中のお客様も多くご参加いただき、大盛況となりました。当日の様子をお伝えします。

第一部 成果につながる顧客接点の作り方 | デジタル時代の集客戦略とAIの可能性

第一部はONiWA株式会社 代表取締役 稲葉智宏様からの主にBtoBデジタルマーケティングについての解説でした!

トリプルメディアの活用

セミナー冒頭では、顧客接点を効果的に作るための「トリプルメディア」の概念が紹介されました。

  • ペイドメディア:広告などの有料メディア
  • オウンドメディア:自社がコントロール可能なウェブサイトやブログ
  • アーンドメディア:口コミサイトやSNSなど第三者による情報発信

この3つをバランスよく組み合わせることで、伝えたい情報を「誰に」「何を」「いつ」「どう届けるか」が明確になり、従来のマーケティング手法で生じがちな情報の届かない問題を解消できると感じました。

マーケティングの変化と顧客視点

従来のマーケティングでは、効果が出にくい理由として「伝えたい情報が、伝えるべき相手に、伝えるべきタイミングで届いていない」点が指摘されました。

  • ペルソナ設定では、単に人物像を描くだけでなく、お客様の課題を深く考慮し、コンテンツ作成に活かすことが重要です。
  • また、ペルソナが検索するであろう検索結果の上位10サイトを分析し、顧客が求める情報を把握する手法として、インフォメーショナル、トランザクショナル、コマーシャル、ローカル、などといった検索意図キーワードの整理の仕方が実践的でした!

第二部:顧客を動かす仕組みとは |CRMとMAで育成から商談までを加速

第二部は株式会社リクト代表取締役 山口 裕介様から、マーケティングオートメーションとCRMの連続的管理の有効性についての解説でした!

CRM・MAとリードナーチャリング

まず顧客管理システム(CRM)とマーケティングオートメーション(MA)を用いた、顧客育成および商談への移行プロセスが詳しく解説されました。

  • CRMは顧客情報を一元管理し、名刺のスキャンや問い合わせ情報を蓄積する基盤として機能します。
  • MAは、売上向上を狙う自動化ツールとして、メール送信やWEBページの閲覧時間に応じたスコアリングを実施。たとえば、メールを受け取り、WEBページAに3分以上滞在するとスコア100が付与される仕組みを導入することで、見込み客の評価が可能になります。

トラッキングと自動化のコツ

具体的な事例として、CampaignsやSalesIQを活用し、スコアが一定以上の見込み客に対して自動的に営業アプローチが行われる仕組みが紹介されました。

  • さらに、問い合わせが多いヘルプページへのアクセスにはマイナスポイントを付与し、新規と既存の問い合わせを区別する工夫も。
  • 「シンプルな仕組みから始める」こと、そして定期的なメンテナンスの重要性が強調され、運用の複雑化を避ける実務的なアドバイスが印象的でした。

また、製造業など、資料請求が多い業種においては、資料ダウンロードをトリガーにスコアを付与し、営業にアラートを出すワークフローの構築例も紹介され、顧客視点に立った施策の具体性が印象的でした!

商談の成果を最大化 | 営業プロセスをSFAで見直し、成功率を上げる

第三部は当社代表 宮村から、SFAを用いた営業プロセスの改善についての実体験を交えたポイントを解説させていただきました。

SFA/CRMによる営業プロセス改善

第三部では、営業活動におけるSFA(営業支援システム)とCRMの活用法が中心テーマとなりました。

  • 商談の成果を最大化するため、従来の「商談に取り付ける」だけでなく、商談後のフォローアップや受注率向上を徹底する手法をご紹介しました。
  • 実体験に基づいたSFAの活用例では、展示会出展からの売上を2倍に増やすというミッションや、過去のアポ率・受注率・アプローチスピードの改善事例を紹介し、具体的な成功パターンを提示させていただきました。

営業の各種施策と情報資産の活用

  • 名刺ランク付けファーストタッチの迅速化(当日中のアプローチ)など、新しい施策が導入され、営業プロセス全体のスピード感について有効性を解説しました。
  • また、顧客情報や過去のアクション履歴を情報資産として蓄積し、定期的な週次営業会議でデータを分析。これにより、取りこぼしやアプローチ漏れを防止し、単価最大化に向けた具体的なフィードバックループを構築する手法をご紹介しました。

セミナー内容まとめ

今回のセミナーは、デジタル時代におけるBtoB領域におけるマーケティング戦略から、CRM・MAを活用した顧客育成、そしてSFAを用いた商談成果の最大化まで、売上アップのための一連の流れが網羅してご紹介できました。

懇親会の様子

セミナー後に多くの参加者の方とともに懇親会を開催いたしました。Zohoジャパン様が大名ガーデンシティの非常に良い会場を押さえていただき、食事・ドリンクつきで良い時間でした!

また開催してほしい!

本記事の監修

株式会社etika代表取締役 宮村佳祐

株式会社etika 代表取締役

宮村佳祐

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