この記事ではZOHOCRMとコールコネクトを連携についてご紹介します。
ZOHOCRMとコールコネクトを連携することで、インサイドセールスや電話営業を効率的に行うことができるようになります。
過去のZOHOCRM活用記事はこちらから
【第2回】ZOHO Campaignsを使用した自動メール送信の設定について
【第1回】展示会やイベントでの名刺交換時のお礼メール送信を自動化をZOHO CRMで実装してみた
そもそもCRMとは?という方はこちらの記事から
CRMと電話を連携することで下記のようなメリットを得ることができます。
・電話がどこからかかってきたかが一目でわかる。(CRMの画面が開く)
・CRMの画面から電話が発信できる。
・通話履歴を顧客データと紐付けて蓄積できる。
・通話を自動記録し、入力等の手間を減らす。
このように数々のメリットがあります。
皆さんが普段当たり前と思っている電話業務を大幅に短縮することができるかもしれませんよ。
パソコンから電話の受発信等を行い、履歴を蓄積できるブラウザ電話システムです。インサイドセールス活動にはもってこいのシステムかと思います。
通常の通話以外にも、下記のような機能もあります。
・通話内容の録音・再生
・録音のテキスト変換
・電話番号から顧客リストの作成(CRMツールとの連携)
・IVR(自動応答電話)の設定
・メンバーごとの成果を見える化
などなど
今回は特にZOHOとの連携についてお話します。
当社がリサーチしたところによるとZOHO CRMと連携するブラウザ電話システムはいくつかあるようでしたが、コールコネクトが最も高機能のようです。
14日間の無料トライアルがありますので、是非お試しを。
※無料トライアルでも使用することはできますが、継続使用する際は下記の条件をクリアしている必要があります。
・コールコネクトでBasic, Proプランの契約をしていること
・ZOHO CRMの有料プラン(スタンダード プラン以上)を利用していること
今回の連携のゴールは
・ZOHOCRMから電話の受発信を行う。
・通話履歴をZOHOCRMで管理する。
という2点になります。
どちらも簡単に連携できるので、早速連携をしていきましょう!
まずはコールコネクトHPから無料登録をしましょう!
会社名やメールアドレスを入力するだけで簡単に電話番号を取得することができます。
ログイン後はメイン画面に移動します。
下記のように通話の履歴が表示されるようになります。
「管理」→「連携」→「ZOHOCRM」から連携をしましょう。
連携の設定をしましょう。
連携内容は企業の運用方法により異なるので、下記をご確認の上入力してください。
(ドメイン)
ZOHOCRMにログインしてURLを確認しましょう。
(同期対象)
「見込み客」もしくは「連絡先」どちらの情報と連携するかを選択します。
どちらも選択することもできます。
(顧客作成)
チェックを入れると同期先に情報の無い電話番号から電話がかかってきた際に自動で顧客を追加します。
(新規登録時の作成先)
上記の追加先を選択します。
(録音テキスト変換)
コールコネクトでのテキスト変換をオンにしている場合は、ZOHOCRMの詳細情報にもテキストが書き出されます。
(通知イベント)
どのタイミングでZOHOCRMへ通知をするかを選択します。
詳しくはこちらから
これらを設定した後、ZOHOのログイン情報を入力しましょう。
これでコールコネクト側の設定は終了です。
下記のリンクから拡張機能をZOHOにインストールする必要があります。
CallConnect extension for Zoho CRM
ログインして、「インストールする」を選択しましょう。
インストールが完了したら、ZOHOCRMを開いてみましょう。
下記のように右下に電話マークが追加されていたら準備完了です。
電話をかけるには「見込み客」「連絡先」「取引先」から登録情報を開きます。
電話番号の欄に緑の電話マークがあるので、クリックすると通話することができます。
通話が終了するとメモ欄が表示され、記入が終わり次第保存しましょう。
すると自動的にZOHOCRMの「通話」タブへ自動で記録されます。
コールコネクトの機能である録音したデータの再生や、変換されたテキストを確認することができます。
以上のように、コールコネクトと連携することでZOHOCRM内でインサイドセールス活動を効率的に行うことができます。
音声データ等も自動的に残るため、記録を残す手間を減らすことが可能となっています。
今回の記事で少しでもZOHOCRMに興味を持っていただけましたら下記よりHP等をご確認ください。
Zoho CRMは他にもGoogleの主要サービスをはじめとして、Dropbox、Google Driveなどとの連携をサポートしています。連携方法はAPIやCSV、Zohoの連携メニューやZoho Marketplaceなどツールによってさまざまです。
簡単に操作ができるのも魅力の一つですが、自社で使っているツールはどこまで連携できるのか、またそれぞれの連携方法に応じて対応するならやはりコンサルティングパートナーにご相談いただくのが一番です。
弊社は外部連携についても実績豊富に対応しております。
CRMサポートセンターのZohoでマーケティングオートメーション内容を是非御覧ください。
せっかく導入したツールの効果を最大化するために、貴社のご支援ができれば嬉しいです。