近年企業のwebサイトにおいて、下記のようなチャットボットを見かける機会は有りませんか?
近年オンライン集客の重要性がますます高まっています。中でも、顧客との円滑なコミュニケーションは、企業の成功に不可欠です。そのため、AIチャットボットの活用は、ビジネスの成長を促進するための強力なツールとなっています。
今回は、Zoho SalesIQを使用して、AIチャットボットを作成する手順とその有用性について解説します。
そもそも導入による利点がどのような物なのかをお話します。
AIチャットボットは、以下のような点でビジネスに多大な利益をもたらします。
AIチャットボットは24時間稼働し、顧客からの質問や問い合わせにすぐに応答します。また、簡易的な質問であればチャットボットのみで解決可能なため、担当者の負担も減らすことが可能です。
AIチャットボットは、多くの一般的な質問や問題に自動応答することができます。顧客のサイト内検索の手間を省き、目的の情報へのアクセスを簡略化します。また、直接お問い合わせするのは少しハードルが高いですが、AIで行うことで気兼ねなく疑問解決が可能となります。これにより、途中離脱の確率を減少させる事が出来ます。
AIチャットボットは、顧客の過去の行動や履歴を分析し、よりパーソナライズされたサポートを提供することができます。顧客がより満足度の高い体験を得ることができます。
Zoho SalesIQではチャットボットを簡単に作成が可能です。
ここからは、実際にアカウントをお持ちの方向けに、設定手順を御示しします。
※ベーシックプラン以上、もしくはお試しプランが必要です。
①ボットの作成
設定 > ボット より新しいボットを追加しましょう
②ボットの種類を選択
外部と連携等も可能ですが、今回はZoho SalseIQのプラットフォームを選択します。
③ボットのプロフィールとその他設定
ボットの起動タイミングや、稼働時間などを細かく設定していきます。
特にこだわりがなければ初期設定でも動きますが、「ボットがチャットを開始するタイミング」だけは設定しておきましょう。
④メッセージ編集
さていよいよ実際のやりとりのメッセージを編集していきます。
メッセージや処理カードを繋げて、ボットの動きを決めていきます。
例えば、「単一選択」カードを紐づけると、質問による分岐を作成することができます。
今回の主題であるAI対応は、AIカード内にある自動案内ボットを付ける事で可能です。
設定の中で、ボットが参照する資料を選択可能です。
あらかじめこれらの情報をSalseIQ上に登録しておきましょう。
⑤動作テスト
最終的に下記のような図が完成するかと思うので、設定が完了したら、画面右下の「ボットのテスト」から動作確認を行ってみましょう。
最初にお見せしたように、一通りの流れをテストすることが出来ます。
上記で説明した手順に従って、Zoho SalesIQを使用して無料でAIチャットボットを作成することができます。これにより、ウェブサイトやオンラインプラットフォームに訪れる顧客とのコミュニケーションを効率化し、ビジネスの成果を向上させることができます。
Zoho SalesIQを使用してAIチャットボットを作成することは、ビジネスにとって大きな利益をもたらすことができます。24時間対応、効率的な顧客対応、パーソナライズされたサポート、データ分析と改善など、多くの利点があります。
Zoho SalesIQを使用している方はすぐにでも実装が可能ですので、是非この手順を参考にして、自社のビジネスにAIチャットボットを導入し、顧客とのコミュニケーションを強化してみてください!